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植栽と外構を一緒に考えるメリットとは?

植栽と外構を一緒に考えるメリットとは?

家づくりやリフォームを考えるとき、「外構」と「植栽」はつい別々に考えてしまいがちです。

 

しかし実際には、この2つを同時に計画することで、見た目の完成度が格段に高まり、暮らしの快適さや資産価値にも大きく関わってきます。

 

この記事では、「なぜ植栽と外構を一緒に考えるべきなのか?」という視点から、そのメリットをわかりやすく解説していきます。

1. 一体感のある美しいデザインが実現

外構(門まわり、塀、アプローチ、駐車場など)と植栽を別々に設計すると、素材感や色調、高さやラインがバラバラになり、統一感のない印象に。

一方で、外構と植栽をセットで考えると、「硬い構造物」と「やわらかな植物」のコントラストを生かした美しいデザインが可能になります。

 

    • 門柱の後ろにシンボルツリーを植えて目隠し&アクセントに

 

    • アプローチ横に植栽を配し、視線誘導の効果を生む

 

    • 建物と塀の隙間を植栽でやさしくカバー

 

このように、外構=骨格、植栽=表情と捉えることで、より豊かな外観が生まれます。

2. 機能性がアップする

植栽は単なる装飾ではありません。外構の設計と合わせることで、暮らしの機能性にも良い影響を与えます。

■ 日除け・風よけ効果

 

落葉樹を窓の外に植えれば、夏は葉が日差しを遮り、冬は落葉して日光を取り込みます。常緑樹なら風よけや視線カットにも効果的。

■ 雨水・排水のコントロール

 

植栽スペースがあることで、水はけや雨水の吸収が良くなり、外構や土間コンクリートの劣化も防げます。

■ 騒音・視線・防犯対策

 

緑の壁(グリーンフェンス)や植え込みによって、道路からの視線や騒音を和らげ、さりげない防犯効果も。

3. メンテナンスを見越した設計ができる

後から植栽を追加すると、「水道の蛇口が遠い」「手入れの導線が悪い」などの不便が起きやすくなります。

 

外構と同時に植栽を考えることで、以下のような設計がしやすくなります。

 

    • 自動散水システムの導入

 

    • 庭道具の収納スペースの確保

 

    • 剪定・水やりなどの作業導線を確保

 

つまり、「見た目の美しさ」と「管理のしやすさ」を両立できるのです。

4. コストを抑えやすくなる

植栽と外構を別々に業者へ依頼すると、それぞれにデザイン料・施工費・管理費がかかり、トータルで高額になりがちです。

また、外構完成後に「やっぱり植栽を入れたい」となった場合、既存の構造を壊してやり直す必要が出てしまうことも。

初めから一緒に計画すれば、

 

 

    • 資材の発注や工程をまとめて効率化

 

    • 予算のなかでバランスよく割り振り

 

    • メンテナンスコストも事前に想定可能

 

このように、無駄なく理想の外構+植栽プランを実現できます。

5. 将来のライフスタイル変化にも対応しやすい

家族構成や暮らし方が変わっていくなかで、庭や外構の使い方も変わります。

例えば…

 

 

    • お子さまの成長に合わせて「芝生スペースを遊び場に」

 

    • 高齢化に備えて「段差の少ない動線と、管理がラクな低木中心の庭」

 

    • ペットを迎えることを見越して「外構フェンスと植栽を組み合わせた安全設計」

 

このような変化にも、全体を見渡した一体設計であれば、柔軟に対応できます。

6. 資産価値の向上につながる

近年では、庭や外構のデザイン性や植栽の豊かさが、住宅全体の評価に大きく関わるようになってきました。

緑が豊かで手入れが行き届いた外構は、

 

 

    • 住宅の印象を格上げする

 

    • 訪問者や通行人の好印象につながる

 

    • 中古住宅として売却するときにも評価が高くなりやすい

 

「建物・外構・植栽」が一体化してこそ、美しく価値ある住まいが完成するのです。

まとめ|植栽と外構は“セット”で考える時代

これからの住まいづくりにおいては、「建物だけでなく、外回りをどう仕上げるか」が大きな価値を生みます。

外構と植栽を別物として考えるのではなく、最初から“セットでプランニングする”ことで、

 

    • 美しいデザイン

 

    • 暮らしやすい動線と管理性

 

    • 予算効率と資産価値の向上

 

といった、たくさんのメリットが得られます。

これから家を建てる方、外構や庭を見直したい方は、ぜひ「植栽と外構を一緒に考える」視点を取り入れてみてください。

理想の住まいに、緑のある心地よさと豊かさを添える——それが、これからの庭づくりの新常識です。

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