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防草シートを敷く前に知っておくべき5つのポイント

防草シートを敷く前に知っておくべき5つのポイント

「草むしりにもう疲れた…」「庭を手間なくキレイに保ちたい」

 

そんな方に人気なのが防草シート。敷くだけで雑草の発生を抑えられ、管理の負担を減らせる便利なアイテムです。

 

でも、ただシートを敷くだけでは思ったほど効果が出ないことも。

 

この記事では、防草シートを敷く前に知っておくべき5つの重要ポイントを解説します。

1. 地面の下準備が成否を分ける

防草シートを敷く前に最も大切なのが、地面の整地と雑草の除去です。

 

    • 草や根を取り除く(特にスギナ・チガヤなど強い雑草)

 

    • 石やゴミ、凹凸をなくす

 

    • 転圧して地面をしっかり固める

 

これを怠ると、数ヶ月後にはシートの隙間や下から雑草が出てきてしまいます。

 

「敷く前の一手間」が、長持ちのカギです。

2. 防草シートにもグレードがある

一口に防草シートといっても、耐久性・厚み・織り方などに大きな違いがあります。

主な種類

 

タイプ 特徴 耐用年数
不織布タイプ 安価で柔軟。DIY向け 3〜5年
織布タイプ 耐久性が高くプロ施工にも 5〜10年
高耐久タイプ 雑草貫通に強い。業務用 10年以上

敷いた後で交換するのは手間がかかるため、少し高くても高耐久タイプを選ぶと長期的にはお得です。

3. ピンや重ね幅が甘いと台無しに

防草シートを敷く際は、つなぎ目の重なり幅・ピンの打ち方も非常に重要です。

チェックポイント

 

 

    • 重ね幅は10cm以上

 

    • ピンは30〜50cmおきに、しっかり地面へ

 

    • 風でめくれないよう端は特に重点的に

 

ここが甘いと、すき間から雑草が侵入し、せっかくの防草効果が半減します。

4. 上に素材を重ねて“ダブル対策”

防草シートは紫外線で劣化します。これを防ぐためにも、シートの上に砂利・人工芝・ウッドチップなどを敷くと効果倍増です。

 

    • 見た目が良くなる

 

    • 耐久性が上がる

 

    • 歩きやすくなる

 

特に人工芝を敷く場合は、防草シート+クッション材+芝の3層構造が◎。

5. 雑草の種類によっては貫通することも

防草シートは「完全に雑草をゼロにする」ものではないことも覚えておきましょう。

貫通力のある雑草例

 

 

    • スギナ

 

    • チガヤ

 

    • ヨモギ

 

    • ドクダミ

 

これらはシートを突き破ってくる場合もあるため、事前に根ごと除去し、必要に応じて除草剤処理や根止め処理を併用するのがベストです。

まとめ|防草シートは“施工の質”が命

防草シートは、正しく選び・正しく施工すれば、草むしりから解放される救世主です。

✔ 地面の整地・転圧が最重要

✔ 耐久性の高いシートを選ぶ

✔ つなぎ目・端の施工に注意

✔ 砂利や人工芝と組み合わせる

✔ 雑草の種類も考慮する

もし自信がない方や広い面積を施工したい方は、専門業者に相談することで、効果と仕上がりの両立が可能です。

手間のかからない、美しく快適な庭づくりの第一歩として、ぜひ防草シートを活用してみてください。

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